奥高遠で子育て 銀座NAGANOでセミナー

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移住について説明する考える会のメンバー

移住について説明する考える会のメンバー

県は18日、しあわせ信州やまほいくセミナーを東京・銀座の銀座NAGANOで開いた。伊那市の高遠第2・第3保育園と地域の未来を考える会が「くらしてごらん子育て支える奥高遠」をテーマに、同園で行っている自然保育や考える会の取り組みを紹介。自然保育や移住に関心を持って来場した人たちに、移住体験談や、「奥高遠」ならではの保育や子育ての魅力を伝えた。

信州やまほいく(信州型自然保育)の首都圏への情報発信のためのセミナーで、今回は考える会を主体に、移住促進にも力を入れた。

セミナーでは、信州やまほいく認定園の高遠第2・第3保育園の野溝かをる園長が、自然の中での保育や子どもたちの育ち方を映像や写真を使って紹介。続いて、同市高遠町の長藤・三義・藤沢地区に移住し、地域のコミュニティーと支え合いの中で子育てする人たちが体験談を発表した。

同会の空き家仲介で今春移住した高津泰久さん(38)は移住の動機や経過を語り、「地域の方に掘り起こしていただいた賃貸物件を紹介してもらえたことはラッキーだった。この地域はいい人ばかり。移住の判断の第一は地域の人との関係性だと思う」と述べた。

10組約20人が訪れた。横浜市の会社員(37)は、自然に囲まれた環境で子育てをしたいと願う妻(36)の提案もあり、一家5人でセミナーに参加した。考える会が紹介した「奥高遠」の魅力に関心を示しながらも、「鉄鋼関係の仕事をしているが、移住して仕事があるのかどうか、地域のコミュニティーの中で何ができるのかが少し心配」と話した。会員らは「一度、高遠に来て、確かめてみてほしい」と呼び掛けていた。

考える会は昨年発足。長藤・三義・藤沢地区の子育て環境を守り、豊かで楽しい地域をつくるため、子育て世代の人たちへの空き家紹介や地域の紹介、移住相談にも応じている。伊藤岩雄会長(66)は「地域の皆さんの理解も進み、今年度は2組が移住し、これで移住者は会発足以来3組目になった。これからもやまほいくの素晴らしさを伝えていきたい」と話していた。

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