アハメドくんのいのちのリレー 読書大賞

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戦後をテーマに上伊那の高校生が読書大賞に選んだ「アハメドくんのいのちのリレー」

戦後をテーマに上伊那の高校生が読書大賞に選んだ「アハメドくんのいのちのリレー」

上伊那高等学校図書館協議会(会長・花岡秀樹箕輪進修高校長)は18日、上伊那地方の高校生がその年のテーマに沿って1冊の本を選ぶ「読書大賞」を発表した。8年目の今回は「戦後」がテーマ。各校の図書委員ら約50人が伊那市のいなっせに集まり最終投票した結果、諏訪中央病院名誉院長鎌田實さん著の「アハメドくんのいのちのリレー」が大賞に決まった。

読書大賞は、本を通じて高校生の読む、書く、聞く、話す力を育むことなどを目的に2009年度から継続。7月に候補7作品を選び、9月から各校の生徒に読んでもらい1次投票を行った。

この日は、候補作の感想を互いに発表した後に最終投票を実施。1次の得票と合わせて大賞を決定した。

大賞作品は、パレスチナ自治区でイスラエル兵に誤射されて脳死状態になった少年の臓器を、敵国であるイスラエルの病気の子どもを救うため提供に同意した父親の平和への願いを描いている。

この日の投票の事務局を務めた箕輪進修高3年で図書委員長の丸山豊さんは「敵を助ける決断は自分だったらできないと思う」と感想を語り、同副委員長の鎌倉未帆さんは「敵とか味方とか言っている時点で戦争はなくならないと感じた。助け合うことが平和につながると考えさせられた」と話した。

今回初めて、候補作の著者や編集者からメッセージが寄せられ会場に展示。鎌田さんへは手紙で大賞を報告する。

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