金田さん福西さん指導 茅野でサッカー教室

金田さんと福西さんからサッカーの楽しさや技術を学ぶ子どもら
長野日報社とアビエススポーツクラブ(茅野市)は24日、サッカー元日本代表の金田喜稔さん(65)と福西崇史(47)さんを講師に招いたサッカー教室を同市の東海大諏訪高校グラウンドで開いた。対象の小学3~6年生約180人が午前と午後の2部構成で、楽しみながらサッカーの技術を学んだ。
この日は、主に諏訪地域のチームに所属する小学生に加え、同校の男子サッカー部員も参加した。午後の部では小学5、6年生約60人が参加し、ウオーミングアップの後、学年ごとに分かれて交代で金田さんと福西さんの指導を受けた。
金田さんはボールを受けて左右にパスし、すぐに蹴った方向と逆側に走る練習を行った。複雑な動きに戸惑う子どもたちに向け、「次に何をやるか常に考えて」と呼び掛けた。福西さんはパスやリフティングの練習を行い、「シュートもパスもしっかり足に当てる、思いやりのあるいいボールを出すことを意識して」とアドバイスした。
最後は5~6人ずつのチームをつくり、1点先取のミニゲームで対戦。子ども同士の試合で勝ったチームが次々に講師のチームに挑み、元プロ選手の技術を感じた。終了後は全員で記念撮影し、講師にサインをもらっていた。
ちの宮川FCの伊藤陽海主将(玉川小6年)は「パスの正確さとかいろいろなことを教えてもらってためになった。しっかり声を出してみんなをまとめながら頑張っていきたい」と話していた。