諏訪5蔵「呑みあるき」 チケット残りわずか

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30日の「まちあるき呑みあるき」で初めて歩行者天国となる諏訪市の国道20号

諏訪市の酒蔵5軒を巡って日本酒を味わう催し「上諏訪街道まちあるき呑(の)みあるき」が30日、国道20号諏訪2丁目交差点から元町交差点近くまでの約500メートルを歩行者天国にして行われる。2018年10月以来5年ぶりで、歩行者天国は初めての試み。安全に楽しめる空間を創出し、諏訪五蔵が醸した地酒や地元飲食店自慢の料理を提供する。参加にはチケットが必要で、早めの申し込みを呼び掛けている。

国道20号沿いに立ち並ぶ舞姫、麗人、本金、横笛、真澄が一斉に蔵開きをして、各蔵で試飲が楽しめるイベント。1998年から計38回開いたが、参加者の増加で交通安全や警備対策が課題になり、2018年に中止を決めた。20年3月の再開に向けて準備していたものの、新型コロナウイルスの影響で断念した。

上諏訪街道21と諏訪五蔵会、諏訪観光協会、諏訪湖温泉旅館組合、諏訪商工会議所、市でつくる実行委員会は今年7月、開催を発表。呑みあるきを始めた人々の思いを受け継ぎ、旅行者など交流人口の増加につなげ、地域経済の活性化を目指す。

催しは午後1時~午後5時。インターネットで前売り券を購入し、JR上諏訪駅前のアーク諏訪2階でリストバンドをもらい、まち歩きを楽しみながら会場へ。各酒蔵では、秋の日本酒「ひやおろし」や地酒を最大5種類試飲できる。

歩行者天国の路上にはお休み処を設ける。沿線の駐車場数カ所では地元飲食店の「郷土のつまみ屋台」がお目見え。規制時間は正午~午後6時。ボランティアの協力を得て安全対策を徹底する。迂(う)回路の利用を求めている。

チケットは1枚4000円で、「イープラス」で前売り券を購入する。3500枚を限定販売する。

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