文化祭でオリジナルTシャツ販売 赤穂中

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29、30の両日開く駒ケ根市赤穂中学校の文化祭「白鈴祭」で販売するオリジナルTシャツ

4年ぶりに一般公開を行う駒ケ根市赤穂中学校の文化祭「第67回白鈴(はくれい)祭」(29、30日)で、生徒たちがオリジナルTシャツを販売する。売上金は、国際協力機構(JICA)を通じて途上国の子どもの教育に役立ててもらう計画で、生徒たちは企画を通して地域住民や世界の人とつながりたい―としている。

Tシャツは白、赤、青、黄、緑、オレンジ、ピンクの7色。歌う合唱部員や楽器を奏でる吹奏楽部員、鉢巻き姿で走る生徒など白鈴祭の様子を描いた絵を背面に配したデザインで、生徒が考案した10種類から全校投票で決めた。回収したアルミ缶で得た資金を製作費に当てた。

文化祭当日は全校でTシャツを着て盛り上がるほか、来場者へ販売する。生徒会は今年度「MY HOME 赤穂中」をスローガンに掲げ、文化祭も「一家団結」をテーマに盛り込む。林大地生徒会長と小牧愛来白鈴祭実行委員長は「Tシャツを買ってくれる人とも家族のようなつながりを持てたら」と期待。販売ブースを生徒玄関に置く。

JICAの青年海外協力隊訓練所(同市)が身近にある生徒たちは、JICAを通じて世界の人とつながる計画も立てた。「Tシャツを作り、自分たちで着るだけでは自己満足の企画(で終わってしまう)」とし、売上金で筆記用具を購入し途上国に寄付する考え。「Tシャツを買ってもらうことで外国の子どもたちとつながることができる」と購入を呼び掛けている。

一般公開は両日とも午前9時30分~午後0時30分、午後1時30分~同3時30分。初日は雨天の場合は午前9時~同10時30分。

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