「誇りであり喜び」 岡谷今井市長退任

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市民から贈られた花束を手に、岡谷市役所を後にする今井竜五市長

28日に任期満了を迎えた岡谷市の今井竜五市長(71)の退任式が同日、市役所で開かれた。今井市長は「極めて充実した、有意義な時間だった。職員とともに仕事ができたことは誇りであり、喜び」と協力に感謝。花束を受け取ると、職員らに見送られて4期16年の市長職を締めくくった。

式で今井市長は、就任した2007年9月からの歩みを振り返り、「私一人の力や思いではどれも実現、前進することができなかった。職員が私と思いを共有し、同じ目標、目的に向かって積極果敢に取り組んでくれたおかげ」と感謝。「あしたからも一致団結して、魅力と活力にあふれる満足度の高い岡谷市を将来に向かってつくり上げてほしい」と期待を込めた。

職員を代表し、小口道生副市長が「ここに残る私たち一同は、今井市長に築いてもらった財産をしっかりと受け継ぎ、守り、さらなる発展を目指していく。今後は温かく市政を見守り、岡谷市の未来のためにご指導ご鞭撻(べんたつ)を」と送別の言葉を送った。

市役所正面玄関前のイベント広場には市民や後援会の関係者、市議、市職員らが駆け付け、花束を渡して「ありがとう」「お疲れさまでした」などの声とともに見送った。

次期市長の早出一真氏は29日に初登庁する。

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