「マイナポイント」申請期限迫る

番号発券を済ませて午前9時からのマイナポイント支援窓口の開設を待つ市民ら=28日午前8時45分、諏訪市役所
マイナンバーカード取得者が最大2万円分の「マイナポイント」を受け取れる申請期限が今月末に迫った。諏訪地方は5市町村がいずれも土曜日の30日は閉庁し、平日の29日が支援窓口からの申請の最終日となる。茅野市は茅野駅前ベルビア出張所で30日も受け付ける。28日も朝から多くの住民が市役所や役場の支援窓口を訪れた。
諏訪市役所では28日、開庁と同時に市民課を訪れる住民が見られ、番号発券を済ませて午前9時からの支援窓口の開設を待った。
「あと2日。午前9時からとは知っていたが、混むと思ったので開庁時間に合わせて来た」と70代男性。「マイナンバーカード申請期限が迫った2月末にすごく混んだ印象が残っていた」とし、「10月から消費税のインボイス(適格請求書)制度が始まる。いろいろと混乱している。高齢でついていけないよ」と話していた。
市市民課によると、マイナポイントの申請者は27日から増え始めたが、「時間によって待ち時間が発生することはあるが、大混雑は見られていない」という。29日は特別な対応はせず、午前9時~午後4時20分の開設時間も変えないと説明。「時間延長はないので気を付けてください」としている。