山野草クラブ秋の草花250点 箕輪で展示会

赤そばの花などさまざまな草花が並ぶ、信州みのわ山野草クラブの展示会
箕輪町を拠点に活動する信州みのわ山野草クラブは30日と10月1日、秋の山野草展を同町の木下公民館で開く。会員たちが丹精込めて育てた草花など約250点を展示。愛らしい実や花を付けた作品が秋の訪れを告げている。
桃色の赤ソバの花をはじめ、紫色で釣り鐘状の花姿をしたイワシャジンなどかれんな花々が並ぶ。鮮やかな赤い実を付けたサンザシ、紅葉が美しいナツハゼなども印象的だ。会員みんなで作製に挑戦した苔玉の作品も飾る。
上伊那地方の愛好家15人が在籍。今年は猛暑による影響で、葉の色付きに遅れが出るなど苦労したという。浦野伸会長(67)は「天候に左右されたが、見応えのある作品がそろった。赤ソバといえば上古田だが、木下公民館で咲く赤ソバの花も楽しんで」と来場を呼び掛ける。
開場時間は午前9時~午後5時(1日は同4時まで)。