「招き猫の日」に絵付け体験 仏法紹隆寺

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招き猫の絵付けを楽しむ参加者

「招き猫の日」の29日、招き猫の絵付け体験イベントが諏訪市四賀の仏法紹隆寺(岩﨑宥全住職)と同市中洲福島のそば店、猫雑貨販売の田毎庵・猫蔵館(田中泰章社長)で開かれた。「来(9)る福(29)」と語呂を合わせた記念日にちなんだ初めての催し。市内外からの参加者が素焼きの猫に思い思いの表情をつけ、岩﨑住職に祈とうをしてもらって仏様の徳にあやかった。

田中社長は猫好きが高じて2年前に猫雑貨専門店を開き、岩﨑住職とはかねての交友。同寺が猫を彫刻したネズミよけお札の版木を守っていることから、今年、”猫つながり”のイベントを展開している。

絵付け体験は2会場で午前中から夜にかけて計3回開いた。参加者は筆ペンや色鉛筆、クレヨンなど思い思いの画材で彩色し、飼い猫の写真をお手本に描く人も。地元の女性は「細かい筆遣いに手が震えたけれど楽しかった。お寺の静けさに心も落ち着き、心地いい」と話した。

岩﨑住職は「猫を縁に集まった人たちが和気あいあいと楽しんでくれてうれしい。これも招き猫のご利益」と喜び、田中社長は「個性豊かな作品ぞろいでどの猫もかわいい。これからも猫にちなんだイベントで地域を元気にしたい」と
”猫愛”をあふれさせていた。

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