秋の例大祭4年ぶり屋台奉納 辰野の矢彦神社

小野駅前に屋台3基が集結し、青年団が踊りを披露
辰野町小野の矢彦神社で1日、五穀豊穣を祝う秋の例大祭が行われた。4年ぶりに伝統の屋台の曳行、奉納も行われ、JR小野駅前に集結した3基の屋台の前で、地元青年団による踊りも披露された。
小野区内では、上町と旭、下町(雨沢)の3耕地にそれぞれ高さ5メートルほどの立派な屋台がある。毎年、矢彦神社の例大祭で奉納する習わしだが、コロナ禍で過去3年は奉納が見送られてきた。
各耕地を出発した屋台は、子どもらが鳴らす笛や太鼓、鐘の音に合わせて氏子たちが曳行。正午ごろに小野駅前に3基が集結。横一列に屋台が整列し、小野区内の青年団6社が合同で、神社でも奉納する「津和野旅情」を踊り、集まった人々を楽しませた。