愛犬福ちゃんマツタケ見っけ 茅野の江澤さん

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マツタケやオオモミタケなどのキノコを採った江澤祥光さんと愛犬の福ちゃん

茅野市泉野の江澤祥光さん(75)が5日、八ケ岳の奥地で大小さまざまなマツタケや重さ約300グラムのオオモミタケなどのキノコを採った。5本採れたマツタケのうち3本は愛犬の「福ちゃん」が見つけたといい、「福がマツタケを探し出すのが面白くてたまらない」と笑みを浮かべている。

江澤さんはキャリア45年のマツタケ採り名人。現在7歳の福ちゃんは生後3カ月ごろから家の中でマツタケの匂いを見つける遊びをしていたところ、3年目には山でも探し当てるようになったという。毎年秋に採取したキノコはてんぷらなどにして食べるほか、農産物直売所に持ち込んだり、友人らと分けたりしている。

今季は長く続いた猛暑などにより全てのキノコが不作で、豊作の年では数百本採れるマツタケも50本ほどにとどまる見込みだという。江澤さんは「長年山に入っているがこんなに採れない年はなかなかない」とし、「11月に狩猟が始まるまでは採りに行きたい」と話している。

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