岡工キャリー競技優勝 工業高生ロボコン信州

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キャリーロボット競技で優勝を飾った岡工チーム「ガンゴンバンシィ」

県内の工業を学ぶ高校生が自作のロボットの性能を競い合うロボットコンテスト第31回「ROBOCON IN 信州2023」(県工業高校学校長会、同実行委員会主催)が7日、下諏訪町の下諏訪体育館で開かれた。工業高校や工業系の学科がある高校など、10校109チームが参加。4競技8部門に分かれて真剣勝負を繰り広げた。岡谷工業(岡谷市)はキャリーロボット競技で6年ぶりに優勝し、全国大会への出場を決めた。

競技は、リモコン型ロボットと自立型ロボットを使い、ペットボトルやテニスボールを指定された場所へ設置する「キャリーロボット」、白いテープをトレースしながら動くロボットの性能を競う「インテリジェント・ロボット・カーレース」、土俵から相手ロボットを押し出す「ロボット相撲」、自走式ロボットで走行タイムを競う「マイコンカーラリー」の四つ。

キャリーロボット競技で優勝した3年の高林蓮さん、奥大地さん、2年の那須野丈さんは「ミスしたら終わりと分かっていたので一切気を抜かずにやった」「練習の成果を100%出せて楽しかった」と充実感をにじませた。全国大会に向けて「一つでも上位を目指して頑張りたい」「これからもっと練習し、全力で楽しみたい」と意欲を見せた。

キャリーロボット競技の上位3チームには、第31回全国高校ロボット競技大会福井大会(28、29日)への出場権が与えられた。

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