市民や団体、笑顔集まる ぱとなまつり盛況

おもちゃくじを楽しむ子どもたち
駒ケ根市中央のこまがね市民活動支援センターぱとなの「ぱとなまつり」(実行委員会主催)は8日、同センターと銀座通りで開かれた。「こまがねに、人が集まる場所がある」をテーマに掲げ、登録団体によるパフォーマンスや作品展示、縁日などを企画。家族連れら大勢の地域住民でにぎわった。
多くの市民や団体がつながることで市民活動をネットワーク化して市街地の活性化を図ろうと、2010年から開いている。
イベントは、信州駒ケ根縁舞蓮によるよさこいソーランで開幕。ステージでは各団体が歌や踊り、楽器演奏を披露し、会場を盛り上げた。
縁日には約20ブースが出店。射的やおもちゃくじ、折り紙体験などのコーナーには子どもたちが集まり、笑顔で楽しんだ。
飲食物の提供もあり、外国人住民と地域住民の相互理解を目的に活動する「地球人ネットワークinこまがね」は、ベトナムの串焼きやタイの焼きそばを調理して販売。ぱとな館内では、各団体の作品展示に加えて牛乳パンの限定販売もあり、行列ができる盛況ぶりだった。
岡田敦子実行委員長は「子どもたちを中心に大勢の市民が来てくれて、各団体のブースも人出が多くうれしい」と話した。