高島城の入館者好調 御柱祭今年は相乗効果

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2008年度以降最多の入館者数で推移している高島城

2008年度以降最多の入館者数で推移している高島城

諏訪市の高島城の今年度入館者数は20日現在で5万3618人に上り、2008年度以降、最多の人数で推移している。御柱祭のあった04、10年度は前後の年より減少していたが、今回は前年同期を上回っており、市観光課は御柱祭による相乗効果があったと推測。県内ゆかりのNHK大河ドラマ「真田丸」の効果や城巡りのブームも背景にあるとみている。

入館者数は前年同期比1053人(2・0%)の増。御柱年は御柱見物に集中することなどから、周辺観光スポットの客は減る傾向がある。諏訪地方観光連盟御柱祭観光情報センターは今回、ウェブなどで諏訪エリアの観光情報提供に力を入れたとし、「情報発信の方法を変えた効果が出たのでは」と指摘。同館によると、諏訪大社の上社や下社を巡ってから城を訪れる人もいたという。

「真田丸」ではPRパンフレットに高島城を含めた県内の城を紹介していることから、同館を訪れた人もいたのではないか―とする。

同館の入館者数は、諏訪地方も関係が深かった大河ドラマ「風林火山」が放送された07年度に年間12万4168人を記録。その後は5~6万人で推移し、今年度も6万人を超すペースだ。

20日に観光で訪れた名古屋市の男性(54)は上社本宮や前宮を見学後に訪れた。「城が好きだが、ここは初めて。展示物が分かりやすくてよかった」と話した。

今年度は累計では増えているが、7月末時点で前年度比12%増だった増加率は縮小してきている。高島城では現在、江戸時代前期の諏訪地域を描いた「御枕屏風」の絵と現在の街並みの写真を並べた企画展などを開催中。同館は「観光客はもちろん、地元の人にも訪れてほしい」としている。

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