夏休みこども絵画コンク 入賞29人に盾や賞状

「夏休みこども絵画コンクール」で入賞した子どもたち
諏訪地方の園児と小中学生が描いた作品を募った「夏休みこども絵画コンクール」の表彰式が9日、諏訪市大手2の多目的文化施設「クリロンワークショップ伊久美」で開かれた。入賞した29人が保護者と一緒に出席し、コンクールを主催する長野日報社とクリロンワークショップ伊久美から表彰盾や賞状、記念品を受けた。
「わたしの夏休み」をテーマに募集し、2年目となる今回は初年を62点上回る285点の応募があった。諏訪湖の花火や、海、山、川での自然体験などを題材にした力作が集まり、大賞、準大賞、伊久美賞、部門ごとの最優秀、優秀、入賞を選んだ。入賞作品は長野日報の紙面で紹介。9月23日から10月9日までは同施設2階ギャラリーに全応募作品を展示した。

長野日報社の村上智仙社長から大賞の表彰を受ける原小3年の宮坂優吾君
大賞に選ばれた原小学校3年の宮坂優吾君(8)は、友達を招いて夏休みに自宅の庭で行ったバーベキューが題材で、焼きたてのニジマスにかぶりつく自身を描いた。「おいしかった夏の思い出。たくさんの作品から大賞に選ばれてうれしい」と喜んだ。幼稚園・保育園の部で最優秀賞に輝いた茅野市豊平保育園年長の齋藤佑月ちゃん(6)は「水族館で見たお魚さんを描いた。絵を描くのが大好き」と話した。
長野日報社の佐久秀幸会長や村上智仙社長、クリロン化成の栗原清一会長、栗原和志社長が賞状などを贈った。栗原会長は力作をたたえ、「絵を描く楽しさ、絵で自分を表現することの楽しさを持ち続けてください」と語り掛けていた。