勇壮音色に会場沸く 太鼓グループ鼓龍が公演

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表現力豊かなパフォーマンスで太鼓の音色をとどろかせ、会場を沸かせた鼓龍の自主公演「魂の響き」

南箕輪村を拠点に活動する太鼓グループ「鼓龍」は14日、自主公演「魂の響き2023」を村民センターで開いた。真新しい衣装に身を包み、勇壮な音色と躍動感あふれるパフォーマンスで会場を沸かせた。

軽快であったり、重厚であったりと多彩な演目を用意。時には激しく、時には優しく硬軟自在な息の合った演奏で、楽曲の持つ物語性を豊かに表現した。

メンバーが指導する子どもたちもステージを展開したほか、尺八などの邦楽を取り入れた創作曲も披露。村内の豊かな自然をイメージして3章から成る結成当初からの代表曲「大芝高原太鼓」は荘厳で、会場の熱気も最高潮に達した。

1994年発足の鼓龍。村と伊那市の10~70代の23人が週1回の練習を積み、さまざまなイベントで年間15ステージほど出演するなどして切磋琢磨している。自主公演は4年ぶりの開催で6回目となった。

この日は昼と夜の2回開いた。小池恵孝代表は「地域や家族ら多くの皆さんの理解と協力で今まで続けることができた。コロナ禍で稽古もままならず、イベントも中止になってつらい時期もあったが、今回の公演に向けて1年かけて準備してきた」と、多くの来場に感謝しながら舞台あいさつした。

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