今年一番の冷え込み ”何でも焼き”ぽかぽか

9月下旬に収穫したサツマイモをアルミホイルで包み、たき火に投入する「とよだっ子未来探検隊」の児童たち=14日午前、諏訪市豊田小学校
諏訪地方は14日朝、よく晴れて起きる放射冷却の影響で冷え込み、長野地方気象台によると、諏訪は6.0度、原村は3.0度まで下がり、ともに今季最低を観測した。諏訪市豊田小学校の校庭では同校の地域総合クラブ「とよだっ子未来探検隊」が焼きいもやバーベキューを行い、児童や保護者、学習活動のボランティアら約180人が心も体もぽかぽかと温まる交流を繰り広げた。
探検隊の活動で初夏に苗を植え、9月下旬に収穫した約500個の「紅あずま」のうち、約100個をこの日の焼きいも用にした。児童は水で洗ってから四等分に切り、新聞紙とアルミホイルで包んでたき火に投入。焼きたてアツアツの味を楽しんだ。
校庭の一角に10台のコンロを並べて、名物の「何でも焼き」に突入。児童は、ボランティアや火をおこしてくれた人たち、安全のために駆け付けてくれた市消防団第五分団などに感謝しながら、「焼いて食べたい物」として持参した餅やマシュマロなどを炭火であぶった。
5年生の児童は「皆で一緒に食べると楽しいし、絶対においしい」と笑顔だった。