サウナと発酵食品に触れる催し 伊那で21日

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サウナや利用するまきを前に健康イベントや発酵食品のビールをPRする関係者

伊那市東春近の宿泊施設・赤石商店で21日、人気や注目が高まるサウナや発酵食品をテーマにした健康づくりのイベントが開かれる。赤石商店のサウナやこの日に向けて設営するテントサウナなどを楽しめるほか、発酵食品の魅力を伝えるトークショーも企画。ビールやパンなどの発酵食品の物販なども行う。予約や来場を呼び掛けている。

さまざまな分野で活躍するゲストを招き講演イベントなどを企画しているという「たてよこ文化研究所」と赤石商店が主催。新設したサウナのイベントを昨年初めて行い好評だったことから、健康の切り口から発酵食品をテーマに加えた催しを企画した。

赤石商店のボイラー室を改修したまきを熱源とするサウナ1棟、アウトドア用のテントサウナ3基のほか、移動式のサウナ小屋1棟も持ち込み参加者に楽しんでもらう。3部制の午前10時、午後1時、同4時からで予約が必要。各回定員は12~20人程度。

トークショー(2部制)は午前10時から。1部は山梨県甲府市で150年余り続く五味醤油でみそ造りをする兄妹が「なぜ今発酵なのか」などと題して話す。後半は茅野市にある県産小麦と自家製酵母のパン屋カルパの店主を交えたトークショーで発酵食品の魅力をPRする。定員40人。

この他にも乳酸発酵させた木曽地方伝統のすんき漬けを使ったビールなど製造販売する伊那市西箕輪の「イナデイズブルーイング」の出店や、カルパのパンなどの物販も行う。おきゅうや整体などのコーナー、「発酵ごはん」のランチやディナーもある。

健康志向からサウナや発酵食品への注目が高まり、県も「発酵・長寿県」を宣言する。赤石商店の埋橋智徳オーナー(38)は「体の内からも外からも健康にと『健康祭』をテーマに企画した。サウナを入らない方にも参加いただき、健康の意識を高めてもらえたら」と話す。

料金はサウナ2500円、トークショー2000円など。予約はQRコードを読み込みメールで申し込む。

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