矢沢さんら５人総文祭で大臣賞 教育長を表敬
内堀教育長に第47回全国高校総合文化祭の結果を報告する岡谷南高の矢沢琴羽さん（左）
８月３、４日に鹿児島県で開催された第47回全国高校総合文化祭（２０２３かごしま総文）の放送部門で文部科学大臣賞を受賞した岡谷南高放送部３年の矢沢琴羽さん（18）＝富士見町＝ら県内の高校生５人は18日、県庁を訪れ、内堀繁利教育長を表敬訪問した。
同大会で矢沢さんは、地元で大学生が行っているＳＤＧｓの取り組みを紹介し、アナウンス部門で３位に入賞。オーディオメッセージ部門で松本深志高（松本市）が優秀賞となるなど各部門で県代表がそれぞれ上位入賞を果たし、放送部門で総合的に優秀な成績を残したとして、初めて文部科学大臣賞も受賞した。
受賞作品の紹介や報告を受けた内堀教育長は「長野県には放送の楽しさや意義を追求してきた伝統があり、その成果が出たのだと思う」と訪問した５人をたたえた。矢沢さんは大会を振り返り、「１位を目指していたので悔しい思いもありますが、最後の大会で全部出すことができたのでよかった」と話していた。
