富士見パノラマで堆肥作り 高校生も体験

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枯れ草などを野焼きして、肥料となる炭を作る富士見高校園芸科の3年生=富士見パノラマリゾートの山野草公園

富士見町の富士見パノラマリゾートが進めるサステナブル(持続可能)プロジェクトに20日、富士見高校園芸科3年生30人が参加した。山野草公園内で落ち葉を野焼きして土にかえす堆肥作りを体験。活動を通じて、環境維持の意識を高めた。

同プロジェクトは今年から本格始動。施設から出る生ごみを捨てず土にかえし、循環堆肥で育てた作物を食事メニューで使ったり、山野草の保全活動で役立てたりする。今回は2回目で、活動を広めてほしいと高校生の参加を初めて呼び掛けた。

生徒たちはプロジェクトと連携する企業などから活動の説明を受け、資源循環や植物保護に理解を深めて作業を始めた。同リゾートのスタッフから列になるようにまとめると燃え広がらないと教わって、公園内にある落ち葉や枯れ草を熊手で収集。火を付けた後は煙の多さに苦戦しながらも、肥料となる炭になるように草などを燃やしていた。

参加した生徒は「多くの人の協力があって、自然環境が維持されていると理解できた。きょうの活動も環境保全の一つなので、参加できてよかった」と話した。

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