湖周サイクリングロード新区間 来月3日開通

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11月3日から供用を開始する岡谷市湊の小坂交差点―小田井交差点間の諏訪湖周サイクリングロード

県と岡谷市、諏訪市、下諏訪町が進めている「諏訪湖周サイクリングロード」(全長約16キロ)整備事業で、県諏訪建設事務所が施工する岡谷市湊の一部区間が完成した。県道岡谷茅野線の小坂交差点から小田井交差点までの約1・6キロで、「文化の日」の11月3日午前9時半から一般開放する。県と湖周3市町は来年3月末までの全線開通を目標としており、それぞれ残りの区間の整備を進める。

県が受け持つのは、諏訪湖ヨットハーバー(諏訪市)から釜口水門(岡谷市)までの約6・6キロ(時計回り)。今回の整備完了により、ヨットハーバーから小田井交差点までの約5・1キロ区間が走行可能になる。

既存のジョギングロードをサイクリングロードに再整備し、諏訪湖側にゴムチップ舗装のジョギングロードを新設した。道幅はともに3メートルを基本とし、安全対策として転落防止柵を一部に設置。サイクリングロードには進行方向などを示す路面標示を施した。

諏訪湖を近くに感じられる区間で、八ケ岳の眺望や上諏訪温泉街を含む夜景も見どころの一つ。整備計画で休憩施設「小径の駅」(仮称)の候補地とした小坂交差点近くの湊湖畔公園付近には、一時的な駐輪もできる約20台分の駐車場を新設し、同じく3日から供用を始めるという。

3日は地元の小坂区、花岡区の住民にも呼び掛けて自転車の試走を予定している。

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