川岸駅新駅舎の完成祝う 29日セレモニー

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川岸駅の新駅舎完成を祝う「お祝いイベント」への参加を呼び掛ける鮎澤実行委員長(左)と山口駅長

今年で開業100周年を迎える岡谷市川岸東のJR川岸駅で29日午前9時25分から、新駅舎の完成を祝うセレモニーと「お祝いイベント」が開かれる。同日からの新駅舎の運用開始を記念し、テープカットや木やり、太鼓演奏など地域を挙げた催しで新駅舎のスタートを祝う。

旧駅舎が1923(大正12)年10月28日の開業から100年の節目を迎えるのに合わせて、JR東日本長野支社が建て替えた。新駅舎は旧駅舎の面影を残しつつ、県産木材を使った木造駅舎。セレモニーはJR東日本長野支社、お祝いイベントは地元住民らでつくる実行委員会が主催し、駅前広場を会場に開く。

セレモニーでは主催者や来賓のあいさつ、テープカットなどがあり、引き続いてイベント実行委によるお祝いイベントが行われる。木やり、太鼓、長持ち、花笠音頭の披露、わたあめやポップコーンの配布、地元の物産品販売、キッチンカーの出店もある。

鮎澤要一実行委員長(68)は「歴史のある駅で地元の思いも強い。思い出に残る、みんなに喜んでもらえるイベントを考えたので多くの方に来てもらいたい」と来場を呼び掛ける。山口雅人駅長(46)は「地域の皆さまに愛されてきた駅で、今後も付き合いがある。『みんなで一緒に』との思いを前面に出したイベントにしたい」と話している。

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