赤穂高生が活動の収益を義援金に

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商業の学びを地域に生かそうと、商品開発や市街地活性化に取り組んだ赤穂高校(駒ケ根市)商業科の3年生が、活動の収益金を熊本地震の被災地に贈る。独自に商品化し販売した、熊本県のマスコットキャラクター「くまモン」のうちわなどの収益5万6300円を義援金に。今後は行政の協力を得ながら、生徒の活動を振り返る広報紙や手紙を添えて被災地に送る計画だ。

熊本への義援金を手にする赤穂高「やっちゃえ赤穂!プロジェクト」のメンバー

熊本への義援金を手にする赤穂高「やっちゃえ赤穂!プロジェクト」のメンバー

同校創立100周年を記念し、地域貢献しようとの狙いで今年度設けた課題授業「やっちゃえ赤穂!プロジェクト」の一環。受講した13人が自分たちで考えた課題に挑み、駒ケ根名物ソースかつ丼を基にした「ソースかつ棒」の開発、地元商店街のクーポン券製作などに取り組んだ。

課題を探る中で、「被災地支援がまず頭によぎった」と話すのは遠山さくらさん(18)、新井貴晃さん(18)。「募金などで現金を集めるだけでは商業科の取り組みにならない」と考え、キャラクターの使用許可を得てうちわを製作し、市民夏祭りや同校文化祭で販売した。

2人は22日、ソースかつ棒の収益金も携え、市役所を訪れた。当初は市に寄託し、日本赤十字社を通じて送金する予定だったが、高校生の思いが伝わる形で―との杉本幸治市長の提案で、生徒自らが熊本市に送ることに。近日中に手紙も書く予定で、2人は「仮設住宅での生活が続くなど被災地は大変だと思う。少しでも早く復興してほしい」と願っていた。

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