2016年12月24日付

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自分自身のことや今の暮らしを見つめ直すといっても、大人でもなかなか難しい。茅野市の子どもたちは市独自の「縄文科」授業で、体験学習を通して縄文人の暮らしと便利な自分たちの暮らしを比べ、「身の回りの当たり前が、実は宝物だった」と気付いている▼まずは当たり前のことに目を向けることから始めないといけない。そんな場面が、地域の大人を集めた認知症研修会で班ごとに行われた話し合いの中にあった。毎日を健康に生きるためには何をしなくてはいけないか、というテーマだ▼健診をきちんと受ける。しっかりと睡眠をとる。行事に参加して仲間づくりをする。家族の健康を守る。社会貢献活動などで人の役に立つ。熱中できることを見つける。…などなど、どれも心身共に健康を保つためには当たり前だが重要なキーワードが話題になった▼話を聞いていて、「つまりは自分が幸せに感じることが大切なんだ」と思いついた。毎日の生活の中で、ささいなことでいいから幸せに過ごせる時間を作る。「縄文科」の学習になぞらえると、「健康の秘訣は、当たり前の中に幸せを見つけること」だろうか▼そんな、宝を秘めた毎日を脅かす残念なニュースが報じられた。諏訪署管内で飲酒運転が急増しているという。飲酒機会が増える時期であろうと、どんな言い訳も正当化されない行為だ。大人は当たり前のルールを自覚しないといけない。

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