錦織りなす白樺湖 紅葉前線、山麓降りる

蓼科山や錦織りなす紅葉を楽しむ観光客ら
紅葉前線が八ケ岳山麓を降りてきている。標高約1400メートルの茅野市郊外の白樺湖周辺では、カエデやナナカマド、ドウダンツツジなどの赤や、黄金アカシアなどの黄色、山肌の雑木が錦織りなす光景が観光客らを楽しませている。
湖周にはジョギングロード(遊歩道)「白樺ぐるりん」が整備されていて、のんびり散策しながら紅葉を楽しむ姿も見られる。神奈川県から訪れた夫婦は、赤と緑のカエデの間から対岸の蓼科山方向を見渡し「白樺湖は初めてだが、外国のようなすてきな風景」と話していた。
白樺湖観光センターによると、緑のままのカエデもあり、いろいろな色が混ざった紅葉が特徴。「ボートで湖に出て眺めるのもお勧め。冬はもうすぐ。短い秋を楽しんで」としている。