冬山登山相談所開設 茅野署と諏訪地区遭対協

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諏訪地区遭対協や茅野署員から冬山登山での注意点を聞く登山者

諏訪地区遭対協や茅野署員から冬山登山での注意点を聞く登山者

茅野署山岳遭難救助隊と諏訪地区山岳遭難防止対策協会は三連休初日の23日、冬山登山相談所を同市の美濃戸口と奥蓼科の登山口に開設した。美濃戸口の相談所では4人で啓発を行い、今年7月に義務化された登山計画書提出の呼び掛けや装備品の指導などを行った。

美濃戸口は早朝から全国各地や海外からの登山者でにぎわった。国際山岳医の資格を持つ医師の三原丈直さん(49)=宮崎市=はともに医師の妻と友人男性の3人パーティーで入山。来年1月に八ケ岳で行われる国際山岳医の検定試験に2人が挑む予定で、赤岳鉱泉の人工氷瀑「アイスキャンディ」などで特訓をするという。「登山計画書の提出は事故に遭わないための基本的な心掛け」と、登山者のマナーとして普及することを願っていた。

遭対協諏訪班の石田奈美さん(45)=松本市=は「計画書を事前に書く人と登山口で書く人とは半々くらい。義務化を知っている人はまだ少ない」と、引き続き啓発に力を入れる必要性を話していた。

同署救助隊員は非常時の連絡先やエスケープルートを含めたルート記入、冬山の装備品などを重点的に啓発。また、15日にアイスクライミングに向かった2人パーティーの登山者が遭難する事故が起きたのを踏まえ「22日からの高温や雨などで氷が解けて落ちてくる危険もある」と、アイスクライミングの登山者に注意を促した。

冬山相談所は30、31日にも開設。30日から1月1日までは、赤岳などで安全指導のパトロールを行う。

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