紅葉の名所、カエデ色づく 岡谷の出早公園

赤や黄色に変わり始めたモミジのグラデーションが楽しめる岡谷市の出早公園
紅葉の名所として知られる岡谷市長地出早の出早公園で、カエデが赤や黄色に色付き始めている。日当たりの良い北側や樹木の上の方から紅葉。連日、観光客や地元住民が訪れ、秋の深まりを感じながら紅葉を楽しんでいる。
約20種類、500本以上のカエデが群生する園内。同公園の自然保護に取り組む愛楓会の鮎沢正彦会長(79)によると、日中と朝晩の寒暖差が大きくなった10月20日すぎから色付き始めた。紅葉は10日ごろまで楽しめそうという。
同市と諏訪市から友人同士で訪れた80代の女性3人は「木々の間から見える青空に赤いモミジが映える」「赤、黄、緑のグラデーションがきれい」と鮮やかに染まった葉をゆっくりと眺めていた。
同公園では10日まで、恒例の「もみじ祭り」を開催中。湯茶の接待や落雁の販売などのほか、園内のライトアップも行っている。