「川ごみサミットin諏訪湖」18日 岡谷

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川ごみサミットin諏訪湖の開催チラシと、参加を呼び掛ける全国川ごみネットワークの小口智徳理事

河川や海洋の環境保全に取り組む全国の市民、民間団体、行政、研究者らが集まる「第9回川ごみサミットin諏訪湖」は18日、岡谷市長地権現町の諏訪湖ハイツで開く。川の環境問題に取り組む団体で構成する「全国川ごみネットワーク」と「海と日本プロジェクトin長野」、下諏訪町諏訪湖浄化推進連絡協議会が主催。「川と海の見えないごみ=マイクロプラスチック=を考える」をテーマに意見を交わす。10日まで参加者を募集している。

川ごみサミットは、川や海に流出し、水辺や砂浜などに漂着するごみが生態系に悪影響を与えている現状を踏まえ、川に捨てられるごみの抑制のため、現状分析と流域保全の具体的な方策を検討する会議。2015年に始まり、1、2回目は都内、3回目以降は全国各地で開いている。県内では第4回(18年)の下諏訪町以来5年ぶり。

今回のサミットは、被覆肥料や人工芝の破片といった直径5ミリ以下の微細なごみ「マイクロプラスチック」の対策について考える。第1部では官民でつくる諏訪湖創生ビジョン推進会議の「諏訪湖まるまるゴミ調査」など諏訪湖のごみ調査の報告や、環境問題について学ぶ「岡谷こどもエコクラブ」、下諏訪町下諏訪南小学校6年1組、諏訪市上諏訪中学校3年の発表がある。第2部の全体討議ではごみや環境問題の専門家から話を聞き、参加者で意見交換する。

時間は午後1時15分~4時45分(午後0時45受け付け開始)。参加無料で定員は先着100人。サミット後には交流会(会費が別途5500円程度必要)もある。同ネットワークの小口智徳理事は「諏訪湖にも小さなごみがあふれていることを地域の人たちに知ってもらい、今後の清掃活動やごみの抑制につなげたい」と話している。

申し込み、問い合わせは同ネットワークの伊藤さん(メールkawa53@kawagomi.jp)か、町役場内の同協議会事務局(電話0266・28・9936)へ。二次元コードからも申し込める。

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