Xマスに本を贈ろう 諏訪地方の5書店参加

「ブックサンタ」への協力を呼び掛ける店員=笠原書店岡谷本店
クリスマスに貧困や病気など困難な状況にある全国の子どもたちへ本を届ける取り組み「ブックサンタ」(NPO法人チャリティーサンタ主催)に諏訪地方の五つの書店が参加している。本を購入してその場で預けると、主催者を通して子どもたちへ本が贈られる仕組み。各書店はこの取り組みへの協力を呼び掛けている。本の受け付けは12月24日まで。
ブックサンタは2017年に始まり、今年は全国の書店1683店舗(県内41店舗)で実施。諏訪地方では、笠原書店岡谷本店(岡谷市)、笠原書店レイクウォーク店(同)、今井書店(茅野市)、蔦屋書店諏訪中洲店(諏訪市)、誠林堂(同)が協力している。
参加希望者は、絵本や童話、図鑑、小説など子どもたち(0~18歳)に届けたい本を書店で購入する。レジで本を預けると、参加証のステッカーと、活動報告メールや寄付者限定ページ用の二次元コードが記載してある「サンクスレター」を受け取ることができ、本を受け取った子どもたちの感想などを見ることができる。本は同法人のボランティアサンタクロースと全国の子ども支援団体によって届けられる。
笠原書店岡谷本店は昨年に続いて2回目の参加。笠原新太郎社長は「昨年は約100冊集まり、多くの子どもたちに本を届けるための手伝いができたことにやりがいを感じた」といい、「子どもたちに本を贈りたい方の思いを責任を持って届けたい」と話している。
問い合わせは各書店へ。