ワカサギ釣りシーズン到来 諏訪湖

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諏訪湖上に浮かぶ「民宿みなと」のドーム船内でワカサギ釣りを楽しむ親子や常連客ら=3日午前、岡谷市湊沖

諏訪湖の本格的なワカサギ釣りシーズンが到来し、天候に恵まれた3、4の両日は県内外から大勢のファンや家族連れらが訪れた。沖合に設置されたドーム船やボートの上から釣り糸を垂らし、例年より大型のワカサギを狙った。

ドーム船5艘と屋形タイプ1艘を保有している岡谷市湊の「民宿みなと」。3連休中の予約はまずまずで、関東や中部、北陸地方などから釣り客が訪れている。釣果は日によってばらつくが、「水温がようやく15度を切った。食いが良くなってくる」。体長6~12センチと大型が混じり、釣れた時の手応えと引きの強さを楽しめるという。

温かい室内で穴釣り風情が味わえるドーム船。父親と毎年ワカサギ釣りに来る埼玉県深谷市の小学6年生(12)は「当たりがきた時のプルプルという手応えが好き。大きいワカサギも釣れる」と夢中になった。ボート釣りもにぎわいを見せた。

12月以降のワカサギ釣りに関しては先月、諏訪湖漁協や7業者でつくる諏訪湖釣舟組合、行政機関などの連絡会議で対応方針を確認。ワカサギの資源量(数)は例年より少なめとみられるものの、冬の観光資源でもある釣りの規制は強めず、今季も1日の釣り量に上限を設けないとした。

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