命を守る重責、今後も 伊那中央病院20周年

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地域の中核病院としてさらなる飛躍を誓った伊那中央病院の開院20周年記念式典=伊那市のニシザワいなっせホール

伊那中央病院(伊那市)は5日、同病院の開院20周年記念式典を伊那市生涯学習センターにあるニシザワいなっせホールで開いた。来賓や一般ら約200人が参加。地域の中核病院としての歩みを振り返り、今後も住民らの命を守る重責を担い続けることを確認した。

同病院の始まりは1947年に開設した町立伊那中央病院で、移転や名称変更を経て2003年に現在地に開院。伊那市、箕輪町、南箕輪村からなる伊那中央行政組合が運営している。

急性期の入院治療、高度医療機器を扱う診断や治療、救急医療に重点を置いて医療サービスを提供してきた。災害拠点病院の指定も受ける。

白鳥孝組合長(伊那市長)は「上伊那の中核病院として医療環境は一段と充実してきている。医療体制の充実や研さんに努めていく」。本郷一博院長は「より安心安全な医療を提供するため、新規医療機器の導入や優れた医療人の育成をしている。より一層信頼される病院を目指して医療サービスの充実や経営努力の継続を図る」と述べた。

式典後、東北大学大学院歯学研究科長・歯学部長の小坂健教授による記念講演「東日本大震災・新型コロナパンデミックからの教訓」があった。

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