仲仙寺”赤いじゅうたん” 伊那

紅葉が終盤を迎えている伊那市西箕輪の仲仙寺。落ち葉が地面に広がり”赤いじゅうたん”になっている
8日は二十四節気の一つ「立冬」。暦の上では冬の始まりとされるが、7日の伊那の日中の最高気温は平年を4.1度上回る19.8度を観測し、10月中旬並みの陽気となった。紅葉の盛りは過ぎ、前日の夜からの雨の影響もあって各地で落葉が進んでいる。
伊那市西箕輪の仲仙寺でも紅葉は終盤となり、境内に植わるモミジの落ち葉が”赤いじゅうたん”のように地面に広がっている。モミジをはじめ、ケヤキやカツラなど紅葉する木が数種類植わる同寺。まだ色づいている木もあり、昼頃から青空が広がった7日は、紅葉を見に訪れる人の姿もあった。
韓国人の友人2人を連れて同寺を訪れた同市西町の男性は「(仲仙寺が)好きでよく来る。紅葉もすごくいい」。友人の女性は「落ち葉も真っ赤できれい。青空とのコントラストがすてき」とあちこちにカメラを向けていた。