ネットで気軽に相談 まいさぽ伊那ルーム開設

チラシとチャット画面を表示したスマートフォンを手に参加を呼び掛ける市社協の職員
伊那市社会福祉協議会地域福祉課生活相談係は、インターネット上で気軽に相談したり、悩みを共有したりできるオンラインの居場所「まいさぽ伊那ルーム」を開設した。NHKの「みんなでひきこもりラジオ」を聞きながら、無料通信アプリ「LINE(ライン)」のオープンチャットで会話ができる。8月から毎月最終金曜日の午後8~9時に実施しており、参加者を募集している。次回は11月24日。
悩みを抱えている人やさみしさを感じている人、人とつながりたい人などが、気軽に思いを伝えたり、人の温かさを感じられたりする居場所を提供したいと開設。これまで3回の実施で23人が参加し、それぞれの思いを共有している。
ラジオを聞きながら、共感する思いや悩み、相談など自由にチャットで会話できる。パソコンでも参加可能。ラジオを聞かなくても利用できる。匿名でも参加でき、終了後はコメントを削除する。
市社協の担当者は「一言だけでもいいので、気軽に参加してもらえたら」と呼び掛けている。
参加には申し込みが必要。申し込みは同係へ電話か二次元コードから。問い合わせは同係(電話0265・72・8186)へ。