原ゆたかさん 本は娯楽、楽しく読んで

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子どもに語りかけながらサインする原ゆたかさん

子どもに語りかけながらサインする原ゆたかさん

サイン会のため来岡した原ゆたかさんに、「かいけつゾロリ」に込める思いなどを聞いた。

本が嫌いな子のために、「本て読んでみれば面白いものなんだ」と伝えたい。どうやって次のページをめくらせるか考えている。大人は、人生のためになるような“いい本”を子どもに読ませたいと考えがちだが、大人だって推理小説などに夢中になる。本は娯楽、楽しく読んでほしいと思う。

生まれた時から携帯電話とパソコンのある子どもたちにいかに紙の本を手に取ってもらうか。紙の本でしかできないことをいかに考えられるかだと思う。できるだけ書き続けるつもりだが、周囲から「おもしろくない」と言われたら潔くやめるつもり。一人の人間から出てくるストーリーには限界もあるが、読者の子どもたちの予想を裏切りたい。

小学校5、6年のころ、子どもの小遣いでできる範囲で8ミリの怪獣映画を作って遊んでいた。この楽しかった経験がゾロリに生かされている。ビートルズやファンの子どもたちを当時の大人は不良と言ったが、その子どもたちが今では大人になっている。今の子どもたちが支持しているものも正しいのではないか。ゲームはだめで本はいいというのはおかしい。ゲームも面白いけど、本も面白いというフェアな関係でないと。

子どもたちは失敗や経験から知恵を付けていく。失敗してもめげずに次へどう進むか考えることが、社会に出て一番大事になる。

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