県縦断駅伝大会へ 上伊那チーム結団式

県縦断駅伝に向けて抱負を語る選手ら
19日開催の第72回県縦断駅伝競争大会に向けた上伊那チームの結団式は10日夜、伊那市役所で開いた。上伊那陸上競技協会が主催し、選手や関係者ら約40人が出席。王座奪回を目指して選手たちが抱負を述べ、来賓らは激励の言葉を贈って鼓舞した。
上伊那は6連覇を掛けた2019年に3位、コロナ禍を経て再開した前回大会は5位と苦杯をなめた。今大会に備え、定期的な全体練習を通してメンバーの結束力を高めるなど準備を重ねてきた。
団長を務める上伊那陸協の遠山正洋会長は「体調を整え、当日に向けて最善を尽くしてほしい」と期待。今年就任した羽生吉浩監督は「実力のある選手が加わり、層の厚いチームとなった。十分に優勝を狙えると信じている」と語った。
奥原謙一主将は全体練習の成果について「個人のレベルが上がり、チーム全体のレベルの底上げにもつながった」とし「最高のニュースを届けられるよう上伊那らしい走りでたすきをつなぐ」と決意表明した。
大会の日程は昨年から1日開催に変更し、長野市―岡谷市、松本市―飯田市のコースを交互に開く。今年は松本市―飯田市の12区間98.72キロを走る。