タイムカプセルを開封 富士見町旧落合小

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タイムカプセルから出てきたアルバムや手紙を手に、笑顔で思い出を語る旧落合小の卒業生

2011年度末をもって閉校した富士見町の旧落合小学校で11日、開校150周年を記念したタイムカプセルの開封式が行われた。2003年度に在籍した児童や教員ら約50人が参加。130周年記念事業の一環で埋めたアルバムや未来の自分に宛てた手紙などを開き、懐かしい思い出に浸りながら母校を胸に刻んだ。

卒業生がSNSなどを使って呼び掛け、在籍した約半数が集った。校歌と120周年記念歌「落合の町」を歌ってから、タイムカプセルが埋設されている初代校長の岩本節次記念碑裏に向かった。

各学年の代表者と当時の岩本博行校長が金属製の箱のふたを持ち上げると、表に「日報」と書かれた専用の袋が登場した。中には集合写真が入ったアルバム、20年後の自分の姿を予想した手紙などが収められており、互いに見せ合ったり読み合ったり。笑顔を浮かべながら学校生活について語り合った。

岩本校長は「新しい希望や夢を持ち、心の中に落合小のともしびを燃やし続けてください」と呼び掛けた。児童会長だった佐伯幸平さん(32)は「懐かしくもある昔の夢を再確認して、もう一度頑張ろうという気持ちになった」と決意を新たにしていた。

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