赤穂高 センバツ21世紀枠の県推薦に初選出

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21世紀枠の県推薦校に選ばれ、県高野連の久保村会長から表彰状を受け取る赤穂の網野聖也主将

来春の第96回選抜高校野球大会の21世紀枠県推薦校に、今秋県大会ベスト8の赤穂高校(駒ケ根市)が選ばれた。初の選出で、12月上旬の北信越地区選考会に推薦される。同校で13日、表彰式が開かれ、県高校野球連盟の久保村智会長が網野聖也主将(16)=2年=に表彰状を手渡した。

赤穂は今秋の南信予選で、1959(昭和34)年以来64年ぶりに優勝。県大会では優勝した上田西に2―5で惜敗したが、数年間にわたり継続的に好成績を収め、学業と部活動を両立していることなどが評価された。

久保村会長はあいさつで、公式戦での赤穂の戦いぶりに「高校生らしいひたむきさや粘り強さを感じた」とし、「選手の皆さんは日頃から文武両面に全力を尽くしている。甲子園出場を地域の皆さんも心から期待しており、その期待こそが部員にとって大きな誇りや自信になっているはず」とさらなる活躍を期待した。

網野主将によると、選手たちは今秋の県大会での悔しい敗戦を糧に「向上心を持って質の高い練習を心掛けている」という。推薦を受けて「より一層野球と向き合い、必ず甲子園に行けるようにチーム一丸となって頑張りたい」と意気込んだ。

高重陽介監督(36)は「さまざまなところで頑張っていることを評価していただきうれしい。個人の能力を高め、より攻撃的なチームになれるように考えながら冬を過ごしたい」と話した。

北信越を含む全国各地区の候補9校は12月8日に発表され、21世紀枠2校を含む出場32校は来年1月26日の選考会で決定する。

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