世代超えた地域交流を 西箕輪中イベント企画

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地域住民に来場を呼び掛ける生徒ら

西箕輪中学校(伊那市西箕輪)の3年東組28人は、16日午前10時から地域住民らを招いた交流イベント「あつまれ東の森」を同校で開く。園児からお年寄りまで多世代が遊べる射的や工作の企画を用意。コロナ禍で減ってしまった地域と学校の触れ合いの機会づくりを目指す。

生徒たちは小学生の頃から感染症の流行によって多くの制限を余儀なくされてきた。その中で学校行事の将来を考え、世代を超えて楽しめる「お祭り」を企画した。

当日はヨーヨー釣りやボウリングの屋台、「スライム」作りなど工作コーナーを展開する。ゲームは小さな子も楽しめるように配慮したルールにした。工作は生徒と来場者が一緒に作業して触れ合う。

生徒たちはほかにも地元の店や保育園、報道機関など学校外の人とやりとりをして準備してきた。10日には司会進行や招待する地元園児との接し方などを細かく確認した。

学級委員長の塩原利夢さんは「緊張感と楽しみな気持ちが一緒になっている。来て良かったと思ってもらえる交流の機会になると思うので、ぜひ足を運んでほしい」と期待。コロナ禍については「楽しみだった行事などが無くなるのは悲しい。これからは地域の活動が元に戻ることを願いたい」と話していた。

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