中学生ら課題探る 中川村で「子ども議会」

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中学生が”議員”となって村の課題を質問した「中川村子ども議会」

中川村教育委員会は14日、中川中学校の生徒を対象にした「中川村子ども議会」を村役場の議場で開いた。1~3年生の代表11人が子ども議員になって一般質問を実施。村マスコットキャラクターの新設や、果物を使った村の特産品化など、村の課題について中学生の視点で宮下健彦村長らに質問をぶつけた。

子ども議会は2008年に村発足50周年記念事業の一環で実施して以来、14年ぶりに開催した昨年に続き、2年連続で開いた。村について調べた生徒が一般質問に臨み、村の課題解決に向けた提案を行った。子ども議会には現職村議もアドバイザー役として同席。松澤文昭議長が子ども議会の議長も務めた。

質問者の2年生は、インターネットサイトによる県内自治体知名度ランキングで、同村が「77市町村中、51位と低い」と指摘。さらに村の情報を公開するSNSが1年以上更新されていない事実を明らかにした上で、知名度アップのPRキャラクター実現を迫った。

現職村議さながらの指摘や提案に対し、宮下村長はSNSの更新を「ちゃんとやりたい」と述べる一方、現況では物産展などでのPRに努めている内容を説明。ハチ博物館がある同村の状況を踏まえ、「村のキャラクターをつくるなら、ハチをモチーフにしたらどうか」と見解を伝えた。

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