狩猟解禁 県など指導取り締まり

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狩猟解禁日の朝、山に入りパトロールをする伊那署員や猟友会メンバーら=箕輪町

今シーズンの狩猟が解禁された15日、早朝からハンターが山へ繰り出して狩猟対象の鳥獣を狙った。猟期は来年2月15日まで。ニホンジカとイノシシはわな猟に限り、3月15日まで1カ月延長する。解禁に伴い同日、県警は県や市町村、猟友会などと653人態勢で、指導取り締まりを実施。安全狩猟のための指導や違反行為の取り締まりを行い、事件・事故の防止を図った。初日は無事故で法令違反もなかった。

県警生活安全企画課のまとめによると、猟銃による人身事故は過去5年では2018年の1件のみ。法令違反は18年が4件、19年が4件、20年が2件、21年が3件、22年はなかった。

上伊那地方でも関係機関が各地で狩猟解禁を周知しながらパトロールを実施した。箕輪町では、伊那署員や町役場職員、猟友会メンバー、鳥獣保護管理員が早朝から、山林や河川の猟場を巡回。休猟区や公道禁止区域での発砲、発射する場合以外での実包装填の禁止、狩猟者の服装などに重点を置いて見て回った。

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