八ケ岳観光圏の魅力効果的発信 一元化求める

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富士見町、原村、山梨県北杜市でつくる「八ケ岳観光圏」は、圏域内の施設・店舗からの情報発信や情報の共有、マーケティングなどさまざまな機能を併せ持つインターネットを使ったシステムの構築を進めている。圏域の魅力を効果的に発信し、観光客の誘致と拡大につなげる狙い。今年度内に参加施設・店舗を募り、2017年度からの運用を目指す。

具体的には▽観光情報の発信▽消費者アンケート▽市場調査▽販売促進―などを一元化して行う。システムはDMS(デスティネーション・マネジメント・システム)と呼ばれる。

情報発信では、観光客向けにイベント情報やサービスクーポンを配信したり、日本語で登録した情報を外国語に翻訳し、外国人観光客へのアプローチを強める。

掲示板を開設し、参加施設・店舗間の情報交換と連携も強化する。宿泊施設の稼働率や各店の利用状況といったデータを蓄積し、調査結果を提供して有効に活用してもらう。ネット販売も支援する。

観光圏事業を委託する八ケ岳ツーリズムマネジメント(本部北杜市、小林昭治代表理事)が5月、地域全体の観光地経営を担う「地域連携DMO候補法人」として国から選定されたのを機にシステム構築に乗り出した。3市町村が広域連携事業として国の地方創生加速化交付金を使って進める。

構築にあたっては富士見町、原村に各2人、北杜市に4人の支援者(エリアサポーター)を配置し、各施設・店舗のシステム操作を手助けしたり、研修会を開いたりして参加店を広げる考えだ。

小林代表理事は、「観光圏を世界に通じるブランドに育てるためには、圏域内の皆さんの意見を集約して問題を把握・改善したり、情報を共有したりすることが不可欠。インターネットを使ってさらに八ケ岳の魅力を高めたい」と話している。

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