信州ドッキリ大作戦、18日公開 源田監督作品

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監督作品「信州ドッキリ大作戦」への思いを語る源田さん

下諏訪町出身で映画監督、制作プロデューサーの源田泰章さん(41)の自身5作目(共作を含む)となる監督作品「信州ドッキリ大作戦」が18日、岡谷市中央町の映画館・岡谷スカラ座をはじめ、県内4館で公開される。長野県ゆかりのご当地タレントたちを多数起用し、笑いの先にサスペンスの要素を盛り込んだ。上田市内を中心に諏訪市や下諏訪町でもロケーション撮影が行われた。

諏訪市にゆかりのあるマンモウ飯田さんをはじめ、お笑い芸人こてつの2人やヤポンスキーこばやし画伯さんらが出演する。製作は映画作りで県内を盛り上げようとする信州諏訪ご当地映画製作委員会。

源田さんは千曲市を主な舞台にした「ペルセポネーの泪(なみだ)」や「透子のセカイ」、諏訪地方などで撮影した「瞬間の流レ星」などを手掛けてきた。制作プロデューサーを務めた短編映画「変わらない。変われない。それでも、」(福田浩之監督)はニース国際映画祭2023で最優秀外国短編映画作品賞を受賞した。

そんな源田さんがメガホンを取った今作品は、テレビの人気バラエティー番組が舞台。落とし穴に落ちる芸人のリアクションで大爆笑のうちに番組は終了したかに見えたが、それは新たな物語の序章に過ぎなかった―という展開。撮影は昨年9~10月に行われた。落とし穴のシーンは夜間に行われたが、準備に長い時間を要するため、実質的に撮影は1回のみ。何度も検討と確認を重ねて撮影に入ったという。「特に緊張したシーンの一つだった。出演者の表情も含めて見どころの一つ」と振り返る源田さん。公開を直前に控え「今までに見たことがないような新しい感覚の映画を提供できるのでは。ぜひ映画館で見てほしい」と語った。

18日は岡谷スカラ座などで源田さんと出演者が登場する舞台あいさつが行われる。同館では午後4時からの上映後に開催。上映の問い合わせは同館(電話0266・22・2773)へ。

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