「いのちのWa!コンサート」23日に第2弾

コンサートに向けて合同練習に励む駒ケ根市赤穂地区3小学校合唱部の児童たち
上伊那地方の小中高校合唱部や一般合唱団が出演する「いのちのWa!コンサートⅡ」は23日午後1時30分から、駒ケ根市文化会館大ホールで開く。各合唱団が出演する第1部、音楽劇を初演する第2部、プロの音楽家らで編成したオーケストラによる第3部、合唱団とオーケストラが共演する第4部の4部構成で行う。入場には事前申し込みが必要。
上伊那の合唱愛好家らでつくる「いのちのWa!実行委員会」が主催。新型コロナの影響で減少した発表の場を設け、プロの音楽に触れる機会を提供することで、音楽文化の発展を図ろうと昨年初めて企画した。音楽家の唐沢史比古さんが実行委員長と音楽監督を務める。
第1部には▽赤穂小▽赤穂東小▽赤穂南小▽箕輪中▽南信リーダーズコール▽chor do▽混声合唱団明日歌▽いなっこ▽新星合唱団―の9合唱団体が出演し、個性豊かなステージを繰り広げる。第2部は「音楽劇の環」をテーマに、小編成オーケストラと混声合唱団Lumineなどが童話合唱劇「いのちの森」を初演する。
第3部ではプロのオーケストラがクラシックの名曲を披露。第4部には合唱団とオーケストラ総勢200人以上が出演し、唐沢さんが作詞作曲した組曲「いのちのWa!」など7曲ほどを奏でる。
唐沢さんは「今年は新たな曲や試みを多く加えた。地域の子どもたちとプロのオーケストラが、一緒に新しいものを作り上げることができるはず」と期待。「演奏者も鑑賞者も楽しみ、音楽や命の輪が生まれてくれたら」とし、鑑賞を呼び掛けている。
入場無料、全席自由。ライブ配信もある。申し込みや詳細はコンサートの公式ホームページへ。