基礎から習うカーリング 岡谷で教室

ストーンの投球練習をする参加者
岡谷市教育委員会は19日、今年度のカーリング教室を同市のやまびこスケートの森アイスアリーナで始めた。来年1月までの毎月1回、全3回の日程で実施。親子連れを中心とした市内に住む12人が参加し、試合ができるようにカーリングの基礎技術習得に取り組む。
カーリングの普及と競技人口の拡大を目的に毎年度行う教室で、市カーリング協会の会員らが指導。2月の市民カーリング大会を「卒業大会」と位置付け、出場を目指す。同協会によると、今年度は昨年度に続いて参加した人が半数以上という。
初日はカーリングのルールを確認した後、リンク上でストーンの投球練習を実施。参加者はバランスを崩さず正しいフォームで投球することやストーンを押し出す力加減に悪戦苦闘しながらも、徐々に投球距離を伸ばしていき感覚を覚えていった。
岡谷田中小学校5年の児童(11)は「ストーンが思ったところに行かなくて結構難しかった。うまくコントロールできるようになりたい」と話していた。