伝統防寒着「ねこ」 来月下諏訪で展示販売会

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会員手作りの「ねこ」を手に来場を呼び掛ける(左から)中平千栄会長、濵収美さん

下諏訪町内の有志でつくるボランティアサークル「ねこの手」は12月6、16の両日、木曽地方伝統の防寒着「ねこ」の展示販売会を同町で開く。中平千栄会長(84)=同町南四王=、濵収美さん(81)=同町北高木=ら会員6人が手作りしたねこ約70着を販売する。

同会は毎月2回、同町友之町のコミュニティスペース「にこっと」に集い、町社協に寄贈された着物を使ってねこを制作。販売会は2018年から毎年12月に開き、売上金の一部は町社協に寄付している。毛足が長く、ふっくらとした中入綿が背中の部分に入ったねこは保湿性に優れており、町外から毎年訪れるファンもいるという。

今回は「平日は仕事で行けないので、休日にも(販売会を)開いてほしい」との声があったことから、土曜日の16日にも販売を行うことにした。子どもから大人の男性用までさまざまなサイズを用意し、1着2800円(税込み)で販売する。2人は「ねこは軽くて温かい。お勤めをしていて普段来られない方にもぜひ来てほしい」と呼び掛けている。

6日は午後1時30分~同3時30分に「にこっと」で、16日は午前10時~午後2時に同町御田町の移住交流スペース「ミーミーセンタースメバ」で販売会を実施する。

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