農福連携で野沢菜収穫作業 伊那のぱぱな農園

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野沢菜を収穫し、葉の選別やカブの切り落としをする利用者と職員

伊那食品工業(伊那市)のグループ会社「ぱぱな農園」(同市西春近)は、野沢菜の収穫作業を行っている。農福連携に取り組み、障がい者就労支援施設の利用者らを受け入れて4年目。同社によると、10月以降に適度な雨が降ったため順調に生育し、柔らかく良い状態という。社員や利用者らが収穫に励んでいる。

NPO法人県セルプセンター協議会が仲介して実施している。今年の収穫は24日から始め、12月7日まで行う。作業には上伊那地域の9事業所から利用者と職員が参加。平日の午前と午後に分かれて事業所ごと作業に取り組む。

初日は6事業所から利用者と職員計10人以上が参加。農園で野沢菜を引き抜き、カブを切り落として葉を選別し、数株の束に結束してトラックに積み込むまでの作業を手分けして行った。駒ケ根市障害者就労支援センター伊南桜木園の指導員中村健一さん(63)は「農作業が好きな利用者も多く、楽しみにしている。事業所同士の交流もでき、工賃の確保に直結しているのでありがたい」と話した。

同社取締役の青木一夫さん(55)は「各事業所の皆さんが丁寧に作業してくれている。社員が農福連携事業を知り、一緒に取り組むことで学びもある」としている。

収穫した野沢菜は野沢菜漬けにする。今季は約18トンを漬け込む予定で、今年の仕込み分は来年1月中旬ごろから各地のかんてんぱぱショップに並び、通信販売でも取り扱う。1袋(500グラム入り)税込み820円。

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