学びや体験基に一般質問 南箕輪で中学生議会

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南箕輪中3年の5人が登壇し、より良い村にしようと意見や提案をした中学生議会

南箕輪村の中学生議会が24日、村役場の村議会議場で開かれた。南箕輪中3年の代表5人が登壇し、ふるさとを見詰めながら各学級で取り組む総合学習の学びや体験を基に一般質問。より良い村にしようと、藤城栄文村長らに意見や提案をぶつけた。

伐採木で作ったキーホルダーをイベントで販売した体験を通し、質問では大芝高原のアカマツを使った特産品の可能性を探った生徒たち。コロナ禍で縮小された中央アルプス経ケ岳に登る学校の強歩大会復活に向けて対応を望むなど、学校生活で感じていることを率直に発言した。

村の飛び地に着目して活用策を求めたほか、「大芝高原に勉強するスペースがあると学生の集客も狙えるのでは」といった提案も。清水閣成教育長は「森林や環境を学び合ったり、若者が語り合ったりするなど大芝を学びの拠点の一つとして検討したい」と答弁した。

全校生徒を対象にした防災アンケートの結果から「155人が、各家庭で災害に向けた準備をしていないことが分かった」と具体的に示して、村の備蓄対応などをただした平澤弘崇さんは質問後、「村の取り組みは分かったが、まだ住民への情報提供など不足しているように思う。安心して過ごせる村にしてほしい」と話した。

今後の高校進学を考えると、公共交通の充実が欠かせないと指摘し、村の巡回バスに早朝の通勤通学便を増便するよう要望した太田永晃さんは「意見を村に伝えるのは新鮮で、村や政治に少し興味が湧いた。自分の意思を表示していくことは大切なことだと思う」と振り返った。

中学生議会は過去、模擬議会として5回実施。子どもの政策を決める際に子どもの声を聞くことを各自治体に義務付けた「こども基本法」が施行されて今回、「模擬」の文言を外した。村議会の三澤澄子副議長は「子どもたちから私たちが見習うことも多い。今後も若者議会など、若い皆さんの意見をくみ取る仕組みを考えたい」と話した。

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