諏訪湖ワカサギ投網漁 3日間限定で解禁

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年末年始を前に投網漁が特別解禁され、諏訪湖漁協の市場に持ち込まれた超大型のワカサギ=26日朝、諏訪市渋崎

年末年始を前に投網漁が特別解禁され、諏訪湖漁協の市場に持ち込まれた超大型のワカサギ=26日朝、諏訪市渋崎

諏訪湖漁協は26日、ワカサギ投網漁を特別解禁した。7月下旬の大量死を受けて休漁にしているが、年末年始の需要に応えるため、28日までの3日間に限って漁を行うと決めていた。諏訪市渋崎の漁協市場には超大型のワカサギ計100キロが出荷され、地域の川魚店主らが「久し振りの諏訪湖産。空揚げにして販売したい」などと持ち帰った。

漁協によると、春にふ化した1年目の魚の平均体長は10センチ、平均体重は5・5グラム。大量死で数が激減したことで1匹当たりの餌量が増え、体重は平年の約5倍に達しているという。ただ、この日の漁獲量は例年同時期の5分の1程度にとどまり、藤森貫治組合長は「やはり数は少ない」とした。

午前4~6時に11人が漁に打ち込んだ。28日の水揚げ分は自家消費用とし、市場には出荷しない。

諏訪川魚組合の平出良作組合長(78)=諏訪市・岩崎川魚本店=は「久し振りのワカサギ。大型でつくだ煮にするのは難しいが、空揚げにして販売したい」。漁協の採卵事業が成功し、資源が回復することを改めて願っていた。

「諏訪湖のワカサギが欲しい―と常連客からいっぱい注文が入っている」と笑顔で持ち帰る店主もいた。

流入8河川で行う採卵事業について、漁協は、来年1月中旬から遡上ワカサギを捕らえる仕掛けの準備作業を始める予定。藤森組合長は「魚の数は極めて少ないが、型は大きく1匹当たりの抱卵量は間違いなく増える。ワカサギを食べる渡り鳥の追い払いを強めて、採卵資源を維持していきたい」と話している。

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