「ゆめプロ」小中生 諏訪市長らに提言

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湖底から湧き出たメタンガスを燃焼させ、エネルギー資源の有効活用を提唱する小学生

諏訪市の小中学生が学校や学年を超えて学び合う「すわ未来創造『子どもゆめプロジェクト』」(通称・ゆめプロ)は25日、市長と教育長への提言を同市駅前交流テラスすわっチャオで行った。今年度のテーマ「ゼロカーボンシティの実現」に向けた方策を小中学生10人が発表し、諏訪湖に繁茂するヒシの有効活用や湖底から湧き出すメタンガスを使った発電、プラスチックごみ減量などを提案した。

ゆめプロは、探究的な学びを経験する市教育委員会の新規事業。初年度は5月から全11回開き、霧ケ峰や諏訪湖での体験を通じて自分自身のテーマを見つけ、問題点や課題を調べて解決策を考えた。小学5、6年生9人と中学2年生1人が発表に臨んだ。

提言会には、ゆめプロサポーターの高校生や講師を務めた市民、保護者、教職員ら約70人が参加。プラスチックごみや諏訪湖のメタンガスを燃料にした発電事業、ヒシを使った草木染、霧ケ峰の外来種駆除作業の観光事業化など、自由で大胆なアイデアが次々と披露され、会場との質疑応答も活発に行われた。

このうち、四賀小6年の児童(11)は、家庭や企業からプラスチックごみを集めて発電し、学校や公民館などで利用する「資源循環型発電システム」と、諏訪湖を守るキャラクター「すわっこ隊長」の採用を提案。発表後の取材に「諏訪湖のごみから生き物を守りたかった」と語り、「研究を通じて新しい答えを出す喜びを感じることができた」と笑顔を見せた。

金子ゆかり市長は「若い世代が諏訪湖と霧ケ峰を大切に守りたいと思ってくれたことに感動した。みんなが一緒にやってくれるともっとパワフルにできる。続けてテーマに取り組んで」と激励した。三輪晋一教育長は「一人ひとりの学びにお互いが関わり合う協働の学びの大切さに気付かせてくれました。自立しながら社会をつくっていく道筋を大事にしながら継続していきたい」と話した。

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