自身の体験など語り合う 不登校考えるつどい

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不登校に苦しんだ自身の経験や打ち込んでいることなどを語る高校生

不登校などに悩む子どものフリースクール・居場所「みんなのお家すまいる」(諏訪市)を運営する一般社団法人フォースマイルは25日、不登校について考える集い「第10回不登校を話そう」を同市の湯小路いきいき元気館で開いた。小中学校の頃に不登校を経験した高校生5人がパネルディスカッションを通し、自身の体験や打ち込んでいることなどを率直に語り合った。

5人は全日制高校や通信制高校に通う2、3年生。放送部で活動している一人は「番組をつくって多くの人に聞いてもらえるのがやりがい」。旅が好きという一人は「旅先でいろいろな人に会いたい。家から出るのも怖かったが、自分が楽しいと思えば何も怖くない」と話した。

一人は「人との縁を感じている。不登校になったおかげで出会えた人がいる。なって良かったとは思わないけれど、なるのも悪くないと思えた」と振り返った。高校に通うのが楽しいという一人は「不登校の壁を乗り越えてきたことは、経験していない人より強いはず」と強調。大学進学が決まったという一人は「法律関係の仕事に就いて、ちゃんとお金を稼いで、周りの人に恩返しがしたい」と将来の目標を語った。

親や支えてくれた人には感謝の気持ちでいっぱい-と口をそろえた。5人と関わってきた相談員の渡辺裕子さんは「自分のことをこれだけ話せるようになったのは、自分自身としっかり向き合ってきた結果」とした。

不登校の子どもを持つ親や支援者ら約30人が参加。パネルディスカッションに続き、グループに分かれて意見を交わした。

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